注文住宅を建てるのによい時期は住宅ローンの金利が安い時

注文住宅を建てるのによい時期は住宅ローンの金利が安い時
注文住宅を建てるのによい時期は、住宅ローンの金利が安い時ということが原則です。もちろん自分自身のライフスタイルもあるのでそこまで時期を選ぶことはできないかもしれませんが、仮に高金利の時にローンを組んだ場合と低金利時にローンを組んだ場合とでは支払う額が大きく異なってきます。注文住宅に限らず、金利は支払いに大きく影響しますので出来るだけ低いタイミングで行うかキャッシュで支払うよう心がけましょう。また固定制と変動制とがありますがもし後者を利用している場合で急に金利が上昇した場合は不利になるため繰り上げ返済を活用するなど、対策を講じる必要があります。理想としては出来るだけ低いタイミングで、固定制を選択すればそれほど大きな影響を被ることは無いはずです。いずれにしても返済しなければ自分自身の所有物にはならないということを念頭に置きながら、ゆとりを持った計画を立てることが大前提であり必要な措置になっていきます。
注文住宅でローンを組むならつなぎ融資のことも知ろう
自由設計の注文住宅の場合、家づくりにこだわる部分が増えるほど、建築コストが増大してしまうのも、ひとつの現実です。そのため予算に余裕がない施主さんの多くは、住宅ローンを組むケースが少なくありません。ただし一般的な住宅ローンは、建物の引き渡しと同時に融資が始まりますが、注文住宅では建物の着工や棟上げ、あるいは土地の引き渡し段階で多額の費用が必要になるので、予算に余裕がない方にとっては、一般的な住宅ローンでは対応できません。このため注文住宅でローンを組む場合には、通常の住宅ローンとは別に資金を調達する必要があります。これは既に完成済みの建売住宅でローンを組む場合と比べ、注文住宅ならではの特徴と言えるでしょう。そこでつなぎ融資を活用してこの部分をカバーすれば、建物の着工金や中間金あるいは土地代の残金を支払う資金を、効率よく調達することが可能になります。これならば予算に自信がない方であっても、理想の家づくりの実現が期待できるでしょう。